受講生の声
英語日記をフル活用! 変化は圧倒的。
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M.Kさん 2017年8月入校。中級ⅣとLSⅥからスタートされ、今学期は最上位レベルの3クラス(EA、LSⅦ、RWⅦ)を受講中。お仕事柄、海外に長期出張されることもあり、休学制度を利用しながら続けてこられました。2021年のFCC Award(年間優秀者賞)受賞者のお一人です。 |
LS(8レベル):リスニング・スピーキングを強化するクラス
RGW/RW(8レベル):リーディング・文法・ライティングを強化するクラス
2021年のFCC Award – Writing部門での受賞、おめでとうございます!
英語日記は毎週苦労して書いているので、受賞できてとても嬉しいです。私ははじめスピーキング力を伸ばすことが目的で入校しました。
4年半の間でもちろん話す方もかなり上達したんですが、意外とこの英語日記が効いてくるなというのが実感です。
正直、日記を書かなかったら30%~50%は損してるんじゃないかというくらい、FCCを使い切れていない気がします。
昔に比べると、今は英語で文章を書くのが速くなって、仕事でもだいぶ役に立っています。スピーキングよりも伸びたんじゃないでしょうか。
FCCで勉強しようと思われた経緯は?
私は大学で研究をしているので、基本的に読むのも書くのも英語です。
学会発表をすることもありますし、数年前までは共同研究先のオランダと行ったり来たりしていました。
FCCに入る前は7〜8年通信のリスニング教材等で勉強をしていて、その時にTOEICで結構いい点をとれて割と自信がついていたんです。
その状態でオランダに行ったら、同僚に「君、全然喋れないね」って言われて、、、ショックでした(笑)。
教材の英語って発音がきれいなので、実際の会話にはあまり慣れていなかったんだと思います。
喋れていないのは自覚していたので指摘されて納得でした。
スポーツと一緒で、普段からやっていないとできないですよね。
それで、レベル別に学べる点と、英語日記に惹かれてFCCに入校しました。
喋っているだけだと細かい文法とかは指摘してもらえないので、毎週日記を書いて添削してもらえるのはいいなと思います。
入ってみて驚いたのが、他の方のレベルの高さ。特に、ボキャブラリーを良く知っているなぁと感じます。
レッスンの内容が専門的な時には、その分野に詳しいクラスメイトに意見を聞く時もあります。
テキストがないEAでは講師が教材を選ぶので講師の好みが出て面白いですね。トピック的に一番難しい(レベルが高い)と感じるのはRWⅦです。
教材が学習者用ではなくネイティブレベルの本物の記事なので、書いてある内容も単語も難しく、
ちょっと珍しい書き方の文章なんかも出てきます。
最近ではassisted suicide(安楽死)の賛否に関する3ページ位の文章を読んだ後、それを数行に要約して発表し合いました。
ここまで短くまとめるには、本当に理解してエッセンスを入れないといけません。
今回英語日記が評価されての受賞となりましたが、日記のネタや工夫されていることはありますか?
私は、読んだ本や自分が興味のあることについて書くことが多いです。
あと、添削する講師の好みを考えてネタを選ぶ時もあります。今日は、実際の日記を持ってきたのでお見せしますね。
これはロケット開発をしているSpace X社を取り上げた日記です。
この企業が、多額の費用がかかるプロジェクトをいかにして成し遂げるのか?について書きました。
私はまず、マインドマップというソフトにアイディアを書き出すことから始めます。
日本語でも英語でもいいので、とにかくアイディアを書き出します。
マインドマップを使うとアイディアの配置を自由に動かせるので便利です。
もしなければ、付箋やノート、ホワイトボードなどでも出来ます。(マインドマップは無料のものも含めてネット上にたくさんあります)
アイディアが溜まったら、分類したり繋いだりします。そのうち少しずつストーリーが見えてきて、段落が出来てくる感じです。
ただ、アイディアを色々出した後、結局どれをどれくらい入れるか?を決めるのは悩むところです。これが最終版のマップですが、ここに至る迄に半分くらいはボツになりました。
マインドマップを文章化したものがこちらです(最終的に日記に書く段階でもう一度推敲しています)。
私は、書きたいトピックがあったらとりあえずキーワードを適当に書き留めています。
大体常時2~3のトピックを溜めているので、その中からある程度固まったものを日記にしてリリースしています。
Mさんの日記を見ると、ほとんどに絵や写真が貼ってありますね?
何かを説明する時、図や写真がないと読み手には伝わりにくいですよね。
英語日記って本来は英語を添削してもらうものなので、何が言いたいか分からない支離滅裂な感じになると添削しようがないと思うんです。
日記の書き方で一番重要なのは、まず日本語で自分が何を言いたいかをはっきりさせることではないでしょうか。
そうしないと、英文にしても相手に伝わらない。ある程度言いたいことを相手が想像できる文章構成にしないと、
講師は基本的な文法くらいしかチェックできない。英語日記を書くには英語力だけではなく文章力が必要で、それは本を読んだりしていないと身につかない部分かなと思います。
1.ネタを集める ⇒普段から何を書こうか考えて過ごす
2.文章力 ⇒たくさんの文章を読む
3.英語力 ⇒FCCで勉強
図や写真と同じく、タイトルも、読み手にとっての大きな手掛かりになりますね。
確かにそうですね。タイトルがあればヒントになりますが、タイトルがない場合、やはり、構成は大事だと思います。
私は、最初の段落(イントロ)の最後に、第2段落以降(本論)に繋がる一文:thesis statement(議論に対する主張)を入れるように意識しています。
この橋渡しがないと、読み手は、これから何の話に進むか分からないかもしれません。こういったRWで学習するようなライティングの作法は、わかりやすい日記を書く上で大事です。
第1段落の最後の一文”How can the rocket company achieve that?”が読み手を惹きつけ、この日記の本論へと繋がっている。
入校されて4年半ですが、英語力の変化をどうお感じですか?ある程度のレベルになると、目標がなくて英語の勉強を続けるか迷われる方もいらっしゃるのですが、Mさんはいかがですか?
変化は圧倒的です。自覚はなかったのですが、例のオランダ人の同僚にも「上達したの、分かったよ」と言ってもらえました。
それでもまだ、オランダ人には勝てませんし、現状にも全然満足していません。
まだまだいけるだろうという気持ちでいるので、忙しくて休学することはあってもFCCを辞めることを考えたことはないです。
私も含めてEAの受講生は、FCCに勉強しに来る感じではなく、週末を楽しみに来ている感じです。
私にとってFCCは「楽しむついでに英語も勉強できるお得な場所」ですね。
今の目標は、強いて言えばライティング。時制のミスを減らすことと、読み手を惹きつけられるような、もうちょっと面白い書き方ができるようになりたいです。
最後に、英語上達を目指して頑張っている皆さんへメッセージをお願いします。
個人的には、楽しいと思えることが大事だと思います。
英語を身につけるには時間がかかりますが、楽しくないと英語学習が続かなくて英語が身につかない、、ということになりやすいです。
方法は人それぞれなので、通信教育で出来る人もいれば、映画をずっと見続けられる人もいるでしょう。
好きなアニメがあれば英語版でもセリフをすぐ覚えられるかもしれません。
今は外国語学習者同士で添削しあうアプリとかもあります。
「すべての人にとってこれが正解」という学習方法はないと思いますので、色々試して「自分にとっての正解」を見つけるといいのではないでしょうか?
以前Mさんが提出をされた英語日記をもう1つ掲載しております。
タイトル:Japanese personal names
下記、画像をクリック(タップ)して頂くと、拡大してご覧いただけます。
*インタビュー内でご紹介した日記はを校内掲示板にも掲示しております。
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