こんにちは、阿津坂です。
ラオスはじっくり見て回りたかったけれど、30日のビザが取れず、しぶしぶ通り抜けたイミグレ。さて、いよいよラオスに入国です。もともと、この旅ではラオスに行くつもりは毛頭なかったのですが、出会った旅人に散々「ラオスは良かったよ!」と言われると、当然行きたくなるもの。ということで、向かったラオスですが、旅行者の言う通り「何もないけど本当に良かった」です。その良さが少しでも伝わるのを願っています。
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とりあえず、考えてもしょうがない。イミグレを出た後、目指すルアンナムター行きのバスを探さなきゃ。さて国境の町ボーテンはどんなものか、、、、と辺りを見回すと、金髪の女の子! 英語! すかさず近づいて
「バスステーションの場所わかりますか?」
「どこに行きたいの?」
「ルアンナムター」
「ちょっと待って、聞いてみる」
と、近くにいた売店のおばちゃんにラオス語で聞いているではないか。
今回の旅で出会って驚いたのは、現地の言葉を話す西洋人。(といっても、ラオスでまだ2カ国目だけど)
中国では、中国語を学んでいるアメリカ人をちょくちょく見かけた。なぜかアメリカ人が多く、ヨーロッパ人で話す人は見なかった。
「英語さえ話せれば旅はなんとかなる」と思っていた自分が恥ずかしくなる。現地の言葉を話せるほうが、もちろんいいに決まってる。
中国はこれだけ近い国なのに。漢字という共通のものをもっているのに。もう少し中国語を勉強して旅に出るべきだった。。。
結局、バスはこの辺りから出るけど何時になるのかはまったくわからない、とのこと。彼女は近くに数台あった車をさして、「この車なら連れて行ってくれるけど、、、」と。
私:「つまり車をチャーターしないといけないんだよね」
彼女:「そういうことね」
私:「んー、だったらバスを待つわ」
と、近くに座ったけど、、、
「!」とひらめくものが。「そうか、この車が乗り合いバスなんだ」と思い至った。
適当に乗る人が見つかると目的地まで連れて行ってくれるトラック。近づいてよく見ると「ルアンナムター(Luang Mamtha)」って書いてあるじゃん。
そのトラックに近づくと、お兄ちゃんが「ルアンナムターならあっち」と指し示してくれる。「あっち?」と指すと、うんうんと首をふる。
「Thank you!」と彼に告げて、そちらに向かっていった。
(つづく)