ブログ

旅行記

「レアもの」旅行記:ディープ・アジア編 上海その5

2016.07.08

こんにちは、阿津坂です。

上海に飽きた私は、列車でずっと内陸の四川省の成都に移動することに。

 ===

ユース・ホステルを裏手のほうに回ると、昔ながらの通りがあった。朝食はそこで地元の人たちに混じって、アツアツの豆乳に出汁をかけて揚げパン(油条)を入れて食べたり(しかも4角と、10円もしなかったり。しかし、同室の大学生の男の子は吹っ掛けられたらしく、もっと高い値段を言われたとか)、50cm ☓ 30cm ☓ 90cmくらいの水槽に、300匹は最低でもいようかという金魚が泳いでいたり、タライに両生類が蠢いていたりするのを眺めたり、と散策には楽しかった。

 

でも、それも早々に飽きてしまった私は、中国の本来の目的である九寨溝を目指すために、四川省の成都に向かうことにした。成都までは鉄道では2泊3日の旅。

切符を買いに駅に行ったのだが、そこは人口13億の国のそのまた大都会。各窓口には長蛇の列……。と言いつつ、私は知っていた(情報を得ていた)。外国人専用の窓口があるのだ。

私が行った時には外国人専用窓口には誰もいなく、1列30人ほど×7~8列=200人以上が他の列で黙々と並んでいるなか、さっさと窓口へ。

英語が通じるとは思っていたが、念のため紙に必要な情報は書いていた。正直、窓口の人の英語よりユース・ホステルのスタッフの英語の方が信用できそうな気がしたからだ(ユース・ホステルのスタッフはかなり流暢に話せる人もいた。さすが外国人の旅行者も多い上海だ)。ユース・ホステルのスタッフに必要な情報を伝え、中国語で書いてもらっておいたのだ。

中国の列車には4種類のシートがある(今は変わっているかもしれないが)。

・硬座:硬い椅子席-これで2泊3日(それ以上の可能性も!?)を旅するのだ。しかも、当然のことながら一番安いので、かなりギュウギュウ詰めにされるとも聞いたことがある(経済発展した中国では、もはやそんなことは無いのかもしれないが)。甘やかされてヤワになっている日本人には、とてもこのシートでの長期旅行はムリ、と聞いていたので、当然この席は選ばず。

・軟座:柔らかい椅子席-短距離の旅なら大丈夫、とは聞いたが、今回は2泊3日なので、当然これも選ばず。

・硬臥:硬い寝台席-いや、まぁ寝そべられるからね……。

・軟臥:柔らかい寝台席-当然、これを選んだ。値段も硬座から順に上がっていき、軟臥が一番高い(後からわかったが、待合室も違った。言うなれば、ファーストクラス的なものか?)。

値段が高いせいか翌日の予約でも取れたように思う。硬座などは、1週間以上の予約でも取れなかったりするのだそう。そして、この後がすごい、希望した席が予約取れないとなると「没用(ない)」と一言いわれるだけで、別の日や別の列車の予約を取りたいならまた並び直さなければならないのだとか。

まぁ、こんなことも経済発展した今の中国では過去の遺物になってしまったのかもしれないが……。私はそういったことは体験しなかったが、10年20年前の中国を旅した人たちの体験談からは、こういった話がボロボロ出てくる。

さて、軟臥を取って快適に眠れたのだけれど、2泊3日ずっと電車に揺られて、気分はフォアグラの鴨。フォアグラの鴨は、地中に埋められて動かなくして、餌だけを与えられて肝臓を太らされる。その太った(グラ)肝臓(フォア)を食べているわけだ。

便利なことに列車の中を弁当売りの人が歩いてくれる。またこのお弁当が、甘辛くじっくり煮こまれ柔らかくなった豚の角煮なんかが入っていて、すごく美味しい。しかもボリュームもけっこうあるのに安くて、100円もしない(それでも、市価よりは高いのだろう)。やはり美味しい食事にありつこうと思ったらアジアだなぁ……なんて思いつつ、3日間食っちゃ寝食っちゃ寝していれば、私の肝臓も一時的にしろ肥大したに違いない。

(つづく)

 

 

 

 

トップへ戻る

“まじめ”で”厳しい”福岡の英会話スクール(ビジネス英語・TOEIC・IELTS)
FCC┃福岡コミュニケーションセンター
〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東2-5-37 博多ニッコービル5F
TEL:092-474-2234
Copyright(c) 2013-2017 Fukuoka Communication Center. Allright Reserved.