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旅行記

「レアもの」旅行記:ディープ・アジア編 上海その2

2016.06.24

こんにちは、阿津坂です。

下関からフェリーで中国に向かい、上海の隣の市・太倉に到着。今回の話はそれから、について。

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さて、太倉から上海まで移動しなければならない。日本で言えば、博多に向かいたいのに宗像あたりに着いた感じだろうか。

どうしようかと考えていたところに、イミグレーションで日本人の男性に声をかけられた。パスポートでわかったのだろう。

「日本人の方ですか? 上海まで行かれますよね? どうされます?」と。

渡りに船とばかりに、

「バスがあるらしいんで、バス乗り場を探そうと思っていたんですが……」と答えた私。

「人数集めて、タクシーで行きませんか? 値段はそんなに変わらないと思いますよ」

「いいですね、ではそうしましょう」

ということで、フェリーで同室だった中国人の女の子と彼女を迎えに来ていた彼氏、その日本人男性と私とでタクシーを拾って上海に向かった。1時間ほどかかると言う。

畑以外に何もない平野をひたすら走った後、突然の大都会。上海に近づいてきたのがわかった。新しく開発された地区、というのが如実にわかる(上海自体の歴史は古いだろうが)。突然のようにものすごいスカイスクレイパーがニョキニョキ現れてくるのだ。

私は、宿を取っていたユース・ホステルに向かう。途中でマリオット・ホテルの側を通り過ぎたのだが、豪壮なホテルの裏口ではゴミを漁る人たち。急激な成長がもたらした貧富の格差を象徴しているかのようだった。

ユース・ホステルは少し奥まったところにあったが、ほどなく見つけることができた。

私はここで、エキセントリックな事件に巻き込まれる人たちに出会うことになる。(つづく)