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旅行記

「レアもの」旅行記:ディープ・アジア編 上海その1

2016.06.20

こんにちは、阿津坂です。

今回から、アジア旅について書いていこうと思います。

ヨーロッパ編は、旅行記と題しながら旅行情報を中心に書いていましたが、アジアは旅行情報の変化が激しいので、私の個人的な体験記を書いていこうと思います。独白的な内容なので、旅の参考にはならないと思いますが、アジアの空気を感じてもらえれば。

 

上海に向けて旅だったのは、10月7日。中国で大移動となる国慶節を避けての出発だったからだ。出発は下関からフェリーで。

今まで瀬戸内海のフェリーや三宅島へ向かうフェリーは乗ったことあるものの、外洋を渡るフェリーは乗ったことがなかったため、船酔いに対してドキドキだった。

珍しく、母親が下関まで送ってくれた。直前まで近くのJRの駅まで送ってくれる予定だったが、ついでに下関まで送ってくれるとのこと。さすがに、3ヶ月もアジアを放浪するという(30歳過ぎだけど……)娘のことが心配だったのだろうか。

フェリーは、上海に向かうとなっているものの、フェリー会社に詳しく問い合わせると、実際は上海ではなく、隣の市の「太倉」に着くとのこと。どうも、フェリー会社は上海に入港したかったのだが、上海市から「日本からは大阪のフェリーがあるからダメだ」と断られたのだとか。役人へのコネの関係かで、下関市やフェリー会社のプッシュが弱かったのだろうか(今回、フェリー会社のHPを見たら、今は貨物便のみで旅客便はなくなっていた)。

チケット売り場で、太倉に夕方に着くがその時間では上海行きのバスはもうないので、ホテルを取らなければならないと言われてしまった。面倒くさいことこの上なし、だが仕方がない。

母親に見送られての出発。船の出発はゆっくりなので、否が応でも旅情は高まる。これから3ヶ月は日本に帰って来ないのだなぁと思うと感慨もひとしおだ。

船は、ぐら~んぐら~んとした揺れはあるものの、思ったより揺れなかったのでほっとした。乗客は、ほぼ中国人であちらこちらから中国語が聞こえてくるが、同室は日本語が流暢で佐賀にあるグリコの工場で働いている中国人の女の子で、この子のおかげで後々、非常に助かった。

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しばらく、その女の子と日本について話したり、甲板に出て海を眺めたり。

1泊2日の航路だが、2日目の船内アナウンスで上海に台風が近づいてきており、上陸できない可能性があることがわかった(このアナウンスで、中国の女の子に非常に助けられたのだ。日本語のアナウンスがあったかもしれないが……)。

上陸できない……このアナウンスには、かなりほっとしたものだ。太倉で宿を取らなくてもよくなるかもしれないからだ。案の定、台風のせいで上陸が引き伸ばされ、翌日の昼に太倉に上陸。太倉の港はコンテナばかりで、まさに貨物用の港といった感じだった。(つづく)