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旅行記

「レアもの」旅行記:イタリア編その4

2016.06.06

こんにちは。阿津坂です。

今回は、ラヴェンナの位置と鉄道での体験について。

 

◆ラヴェンナの位置

ラヴェンナは、ヴェネツィアとフィレンツェの中間といったところ。

ヴェネツィアからは電車で、フェラーラ(Ferarra)で乗り換えて、うまくいけば2時間半(うまく行かなければ3時間半)ほど。

フィレンツェからは、ボローニャ(Bologna)乗り換えで、2時間半から3時間半。……あまり近くはないですね。

残念ながら、ヴェネツィア→ラヴェンナ→フィレンツェ(またはその逆)が、電車ですんなり行くことができず、いったんフェラーラかボローニャで乗り換えないといけないのですが……。

 

ちなみに、イタリアの駅に改札はありません。改札がない代わりに、刻印機があります。これがまた、小さいんだ!(だいたい黄色か緑色のボックスです)

チケット(切符)をこの刻印機で乗った日を打刻していないと、車内で罰金を取られますので、打刻はくれぐれも忘れないように!

 

(C)Tutta Italia

私もしっかり罰金を取られました。ヴェネツィアに行く時だったのですが、行きの車掌さんは私を見て「あー、こいつ何もわかってないんだ」と思ったのか、ふーっと軽くため息をついて見逃してくれたのですが、逆にこれが災いしてここで全く何があったのかわからず、帰りも同じ目に。

帰りは混んでいたためか(行きは周りに誰もいなかった)、行きよりも人の良さそうな車掌さんでしたが、私が「知らなかった、だから見逃してくれ、今度からは必ず打刻するし、これは2回使い回しているようなズルじゃない」とこんこんと説明したんですけど、頑として受け付けず「50ユーロの罰金を払え」と。

車掌さんの表情にも「あぁ、かわいそうに、知らなくてひっかっちゃったんだなぁ」というのが少しにじんでいたんですが、満席の乗客の中見逃すと「なんだ、外国人には甘いのか! イタリア人には厳しいくせに!」という批判が出るかもしれないためか、頑固に「No!」でした。

ただ、車掌さんは「私は車内の検札をしてこなければならない、また後で戻ってくるので、その時に払うように」と言った後、待てども待てども戻ってこない。

1時間近くたった頃にようやく来て50ユーロを徴収していかれました。が、待ってる間、私の頭にあることは「もう、こんなに戻ってこないのなら、逃げちゃうよ!? 別の車両やトイレに逃げ込めばわからないんじゃない!?」ってのがグルグルまわっていました。

実際、今思うのはそれをしちゃえば良かったのかなぁ、ということ。戻ってきた車掌さんの顔に少し「あれ、いるんだ?」という表情が無きにしもあらず、だったような?

つまり、逃げちゃえば車掌さんも「逃げちゃったんだからしょうがない」という言い訳が周囲に立つし、イタリアではそれくらいのちょっとしたずる賢さが「生活の知恵」とも言うべきものなんじゃないかな、と思ったり。

すべて勝手な想像ですが。しかし、それくらい上手く立ち回れることが「生活の知恵」であり、そんなこともできないのは「大ばか者」的な存在なのではないか、と。「正直は最良の策(Honesty is the best policy.)」がどこでも通るわけではないのかも? と思った事件でした。(もちろん、イタリアにもバカ正直な人もいます!)