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旅行記

「レアもの」旅行記:スロヴェニア編その3

2016.05.13

3回めは、リュブリャナから小旅行。

スロヴェニアの観光地としては、ド・メジャーなところですが、日本では「……?」的なPostjnska JamaとPredjamski Gradです。

スロヴェニア語で”jama”は「洞窟」の意味。なので、Postjnska JamaはPostjna(「ポストイナ」と読む)の洞窟、Predjamski Gradは、洞窟(jama)の前(pred)の城(grad)という意味です。それぞれ、英語では”Postjna Cave”と”Predjama Castle” となります。

ただ、このポストイナ洞窟、単なる洞窟ではなく鍾乳洞、しかもものすごく長い鍾乳洞なのです。

◆ ポストイナ鍾乳洞

http://www.postojnska-jama.eu/en/come-and-visit-us/postojna-cave/

なんと総延長20km。行けども行けども鍾乳洞というわけです。ただし一般に公開されているのは、手前部分の5.2kmのみ。それでも長いので、メインの鍾乳石が見られるところまで電車(といってもトロッコみたいなもの)で2kmほど移動します。

鍾乳洞……なら日本にもあるけど……と言いたいところですが、わりときれいな乳白色の鍾乳石や石筍を見ることができます。

もう1つ特徴なのは、ヨーロッパでも最大級という大きさで、ところどころにかなり広い空間があるのです。その1つ「コンサート・ホール」では、実際に夏などにコンサートが開かれるとのこと。

コンサート・ホール

RIMG0095

写真だと広さがわかりにくいですが 下のほうにちょこんといる人を見れば どれだけ広いかわかると思います

しかし、私が最も衝撃を受けたのは、地元では”human fish”と呼ばれる動物(fishと呼ばれているけど、魚……ではない)。 学名”Proteus aunguinus”の両生類。日本語で「ホライモリ」と名前が付いており、ウーパールーパーにそっくりなのですが、それより何より姿を見たとたん 「龍!!!!」と叫びました!

歩く姿もまさしく龍にそっくりです。しかし、西洋で思われている竜(dragon)とは似ても似つかないせい か、地元の人に「人間ていうより、dragonとそっくりじゃない!?」と言ってもピンときてもらえませんでした……。(ちなみに、鍾乳洞に生息はしてい るそうなのですが、普通に見られるのは鍾乳洞内ではなく、鍾乳洞の入り口に併設してある博物館: http://www.postojnska-jama.eu/en/come-and-visit-us/vivarium-proteus/ で見ることができます。

img-proteus aunguinus

暗い洞窟住まいで目は退化していますが 光を当てるとそこから逃げ出そうとするので、 光を感じる感覚はあるのじゃないのかな、と思ったり

◆ プレドヤマ城

http://www.postojnska-jama.eu/en/come-and-visit-us/predjama-castle/

ポストイナ鍾乳洞からバスで20分ほどでプレドヤマ城に着きます。ここは最初に12世紀頃に建てられ始め、時代とともに増築され1570年に現在の姿になったそうです。

しかし、この城の歴史で一番関心を引くのは、15世紀の城主エラゼム(Erazem)。神聖ローマ皇帝フリードリヒ3世とハンガリー王マーチャーシュ1世の争いで、エラゼムはハンガリー王の側に付きましたが(理由はエラゼムの友人が神聖ローマ皇帝の縁戚にウィーンの宮廷でバカにされたため、エラゼムがその縁戚を殺害したから、だそう)、フリードリヒ3世はトリエステの領主ラブヴァルを送り、城を包囲。

岸壁にへばり付くように建っている城なので、包囲されたらひとたまりもないように見えますが、実は……

RIMG0113

 

写真で見ると、城の左上がぽっかり空いているのがわかりますか? 実はこの城、名前の通り「洞窟の前の城」なので、城の背後に洞窟がつながっているのです。 で、9kmほど離れた上記のポストイナ鍾乳洞にもつながっているそうです。そこから食糧などの物資を村人から調達していたので、包囲もなんのその。伝説によれば、サクランボの種を包囲しているラブヴァル軍に当て付けに投げていたそう……。

ラブヴァルはそこで召使いを買収。エラゼムが用を足す時をキャンドルを灯して知らせるようにしたのです。当時の城のトイレは、壁に出っ張って取り付けられていたので(足した用はぼっとん……)、非常に狙いやすかったわけです。

包囲から1年と1日がたった日に、キャンドルは灯され、ラブヴァル軍はすかさず砲撃を1発。あわれエラゼムはあの世行き、そうして包囲は終わりを告げたのだそうです。

今はきれいに修復され、一般に公開されているわけですが、まさしく中世の城そのもの。一部の内装は岸壁と交じり合って、面白い姿となっていますよ。

RIMG0122

かまどの排気口は洞窟……

 

洞窟&お城の詳細はこちらのサイトで見ることができます。

http://www.postojnska-jama.eu/en/home/

 

 

ポストイナ鍾乳洞のアクセスは、リュブリャナから電車で1時間ほど。1時間に1本ほどの割り合いで出ています。

詳細はここで: http://www.slo-zeleznice.si/en/passengers/slovenia

7月・8月は、鍾乳洞-城の間を走る無料のシャトルバスが出ています。

 

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